
2007年某日。極東アジアの某国に、アメリカ海軍特殊部隊SEAL(SEA・AIR・LAND)TEAM3一個小隊が派遣された。任務は、極秘作戦中に行方不明となった陸軍特殊部隊DELTA隊員の捜索。彼の身柄が敵方に渡ると作戦の存在が公になり、国際問題に発展する可能性が高い。失敗は許されない。
地形的に航空機、ヘリコプターの使用はできずに川からの上陸である。小隊は4人編成であるが他の2人のメンバーは「歯医者の時間だから」「TVチャンピオンが観たいので」という理由で帰ってしまった。

水から上がると周辺を警戒。いつ敵が飛び出してくるか判らない危険な地帯だからだ。

上陸地点から300mほどのポイントにDELTA隊員の遺体が発見された。SEALは回収に向かう。

一人が遺体を担ぎ、もう一人が辺りを警戒しながらRVに向う。RVにはMH47「チヌーク」が迎えにくる予定である。が・・・

SEALの二人は妙なものが落ちているのを発見した。

重要なデータの入ったディスクだ。

本来の任務とは違うが、非常に重要なディスクのため、放置するわけにもいかない。作戦前のブリーフィング通り、事前に現地に潜入しているはずのCIAを呼び出した。

「なんかあったんすか?ツチノコでもいたんすか?」CIAの準軍事要員がMH60「ブラックホーク」でやってきた。現地で弾薬が手に入りやすいAK47を持っている。

「こ、これは!」彼の表情が変わった。重要なモノのようだ。

「われわれCIAは、これを3年間探し続けてきた。ビンラディンの居場所への重要な手がかりになる。・・・君たちはこれに関する機密取扱資格はない。これを見た事は、忘れてくれ・・・」そういってCIAはディスクを持って去っていった・・・たぶん今から家に帰ってみるんだろう・・・
おしまい。

ご協力、ありがとうございました。